• "給食費"(/)
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  1. 八戸市議会 2021-03-17
    令和 3年 3月 総務常任委員会-03月17日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 3年 3月 総務常任委員会-03月17日-01号令和 3年 3月 総務常任委員会   総務常任委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和3年3月17日(水)午前10時00分~午前10時30分 第1委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 陳情審査順序について  ● 陳情審査             (注:〔 〕内は審査結果、*印は起立採決)   ・ 令和2年陳情第5号 学校給食無償化を求める陳情       〔*不採択〕  ● 陳情提出者からの趣旨説明   ・ 令和3年陳情第2号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求め               る陳情  ● 陳情審査   ・ 令和3年陳情第2号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求め               る陳情                  〔*不採択〕  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  高 山 元 延 君
     副委員長 日 當 正 男 君  委 員  山之内   悠 君   〃   田名部 裕 美 君   〃   田 端 文 明 君   〃   伊 藤 圓 子 君   〃   坂 本 美 洋 君   〃   五 戸 定 博 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者 教育部長   石 亀 純 悦 君 学校教育課長 大 館 秀 光 君  ────────────────────────────────────── 趣旨説明者  新日本婦人会八戸支部長 一 山   恭 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹 見 附 正 祥  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○高山 委員長 皆様、おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから総務常任委員会を開きます。  皆様にあらかじめ申し上げます。  新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、議案等審査については、関係する部署が入室し、審査終了後は退室いたしますので、御了承をお願いします。  ────────────────────────────────────── ● 陳情審査順序について ○高山 委員長 これより議事に入ります。  当委員会付託になりました陳情審査いたします。  お諮りいたします。  陳情審査順序でありますが、皆様のお手元審査順序に記載のとおり審査したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 御異議ありませんので、そのように審査します。  ────────────────────────────────────── ● 陳情審査  ・ 令和2年陳情第5号 学校給食無償化を求める陳情高山 委員長 それでは、陳情審査に入ります。  本委員会付託になりました陳情審査いたします。  継続審査となっておりました令和2年陳情第5号学校給食無償化を求める陳情議題といたします。  本陳情審査参考に資するため、理事者からその後の経過等について説明願います。 ◎大館 学校教育課長 それでは、御説明いたします。  12月の総務常任委員会でお示しした資料をタブレットに掲載してございます。その後、特に状況についての変更はございません。  以上でございます。 ○高山 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 御質疑なしと認めます。  これより意見を徴します。御意見はありませんか。 ◆山之内 委員 本陳情のとおり国による給食費完全無償化実現されれば、子ども子育て世帯にとって喜ばしいことで、教職員負担軽減の一助になることから、陳情趣旨は十分に理解できます。  本陳情採択し、国に対して新たに無償化を求めるということになりますと、恒常的な支出を国へ求めることになります。現在、コロナ禍にあり、厳しい財政状況を踏まえた上で、必要な方へ必要な支援やサービスが届けられるよう優先順位を決めて選択していかなければならないと考えております。他の子育て対策に目を向けますと、現在、日本教育費は、公立小中学校授業料は徴収されておらず、生活弱者であります要保護、準要保護方々に対しましては、給食費助成を含めた支援制度も確立されております。さらに子ども医療費助成や、幼児教育、保育の無償化等、子育て世帯に対しての負担軽減策が図られております。  さらに本日の新聞記事にありましたとおり、新型コロナウイルス対策として、生活困窮世帯対象子ども1人5万円を支給する緊急支援策も示されております。私たち議会は、八戸市はもちろん、国や世界動向を見据えながら、総合的な判断をしていかなければならず、その過程において、必要に応じて国に支援を求めていくべきであると考えております。  御承知のとおり、世界においては新型コロナウイルス対策が最優先されておりますし、当市においても同様、かつ他の解決しなければならない課題もございますことから、本件については不採択という判断をいたします。  以上です。 ◆田名部 委員 先ほど山之内委員がおっしゃった内容でおおむねよろしいかと考えております。私も一保護者としては子育て世帯負担軽減として陳情趣旨も理解できますし、時間外労働の多い教員の負担軽減にもつながるとは考えております。来年度、当市でも子ども医療費助成が拡大されるということもあり、順次子育て施策が広がってきております。  また、12月の委員会でも我が会派の五戸委員が申し上げましたとおり、当市が国に対して支援を求めていかなければならないのは、教育費だけに限ったことではありません。私たち市議会は、市全体を考えて、限られた予算をどのように使い、どう市民福祉向上につなげていくかを広い視野で考えていかなければなりませんし、市民皆様からもそう求められていると思います。特に今は、日本中が新型コロナウイルスへの対応が最優先されている状況でありますし、多くの課題の中から選択し、国に支援を求める必要があると考えております。  以上のことから、本陳情については、現段階においては不採択考えであります。  以上です。 ◆伊藤 委員 結論から申せば継審でお願いしたいと思います。  子どもにとって学校給食というのは大事なバランスの取れた、そして家庭ではなかなか取れないみんなと同じものを頂くということ、これはもう学校教育の中に入っていることであって、教育費の中できちんと賄われていくものだと思っております。ただ、自由民主市民クラブ、それからきずなクラブ会派皆様方もおっしゃられたように、今コロナのことで非常に財政的な逼迫もありますので、早急にというわけにはいかないかと思います。しかし、地方からこれを求めていくということをやっていくべきだと思いますので、現段階では継審でいきたいと思います。 ◆田端 委員 結論から申し上げますが、私は、当議会で、当委員会採択して、陳情に応えるべきだと考えております。理由は、こちらの陳情書にも出ておりますけれども、私はOECDの中でも日本教育費というのは極端に低くて、旧態依然としたものだと思っております。政府でも、また文部科学省でも食育とか、教育の一環ということは過去にも言ってきていることです。また、今回新型コロナのことでは、私は理由にすべきではないと考えております。不要不急の大型の公共工事、また軍事費、こういう政治こそ見直して応えるべきだと思っておりますので、採択を求めております。 ○高山 委員長 ただいま伊藤委員から継続審査との御意見があり、山之内委員田名部委員から不採択との御意見があり、田端委員から採択との御意見がありましたので、まず、継続審査についてお諮りをいたします。  令和2年陳情第5号を継続審査することに賛成方々起立を求めます。  〔賛成者起立賛成1、反対6〕 ○高山 委員長 御着席願います。  起立少数であります。  よって継続審査としないことに決定いたしました。  それでは、令和2年陳情第5号を採決します。  本陳情採択することに賛成方々起立を求めます。  〔賛成者起立賛成1、反対6〕 ○高山 委員長 御着席ください。  起立少数であります。よって本陳情は不採択とすることに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── ● 陳情提出者からの趣旨説明  ・ 令和3年陳情第2号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求める陳情高山 委員長 それでは、次に、令和3年陳情第2号国責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求める陳情議題といたします。  お諮りいたします。  令和3年陳情第2号について、趣旨説明の申出がありましたので、まず、陳情趣旨説明等を行い、終了後に審査に移りたいと存じます。  審査手順については、まず、事務局陳情文を朗読し、次に、趣旨説明者が3分以内で趣旨説明を行い、その後、説明者質疑を行います。  質疑終了後、説明者席から退席していただきますが、今回は趣旨説明者より傍聴許可申請が提出されておりますので、傍聴席移動していただくことにいたします。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 御異議ありませんので、そのように進めてまいりたいと思います。  令和3年陳情第2号国責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求める陳情について趣旨説明を行っていただきます。  趣旨説明者説明席へお願いいたします。  〔趣旨説明者説明席移動〕 ○高山 委員長 趣旨説明者に申し上げます。  審査手順について説明をいたします。  最初に、事務局陳情文を朗読いたします。次に、趣旨説明者には3分以内で趣旨説明を行っていただき、その後、各委員から説明者に対する質疑を行います。  質疑終了しましたならば、退席していただきます。  なお、申出のあった趣旨の範囲を超えた発言個人情報に関する発言や公序良俗に反する発言特定個人団体等への非難、中傷や名誉を毀損する発言は行わないようにお願い申し上げます。  また、委員への質疑はできませんので、申し添えておきます。  それでは、事務局から陳情要旨について朗読をさせます。 ◎担当書記 朗読いたします。  番号、令和3年陳情第2号。  受理年月日令和3年2月16日。  件名、国の責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求める陳情。  提出者八戸市鳥屋部町1-2板橋ビル3階、新日本婦人会八戸支部支部長一山恭。  要旨陳情趣旨新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校中や学校再開への移行段階で、3密を避けるためにクラスの2分の1程度授業ができる分散登校時差登校が行われました。20人程度授業を受けた子どもたちからは、いつもより勉強がよく分かった、手を挙げやすかったなどの声が聞こえ、教職員からゆとりをもって子どもたち一人一人と丁寧に関わることができた、保護者から感染から子どもを守るには20人ぐらいがいいなどの肯定的な声が上がりました。20人で授業を受けられるようにすることが感染拡大を防ぐとともに、豊かな学び実現することにつながることが実感されました。
     学校を再開するに当たり感染拡大防止対策として教室の密を避けるための少人数学級授業学校規模の縮小などが必要です。そのためには教職員を増やすことが不可欠です。現行の40人学級では子どもたちの命と健康を守ることができません。教室社会的距離確保するには20人学級程度授業できるようにすることが必要です。  さらに、教職員も40人学級感染防止対策をしながら、授業時間の確保に追われている学校現場では、子ども教職員もくたくたになっている、消毒作業など過重な労働、感染拡大を招いてはならないという精神的な負担など悲痛な声が上がっています。  政府は40年ぶりに公立小学校学級編制標準を引き下げ、今年の4月から5年をかけて順次35人学級実現するとしていますが、全く不十分なものです。  コロナ禍の中で20人学級を展望した少人数学級前進は圧倒的多数の父母・保護者教職員地域住民の強い願いです。また、全国知事会会長全国市長会会長全国町村議会会長も、少人数学級を求める要請を行っています。萩生田文科大臣も、昨年11月13日の閣議後の記者会見で、令和時代の新しい学校の姿として30人を目指すべきだとはっきり述べ、義務教育標準法を改正して学級編制を引き下げるべきとする考えを明らかにし、国会でも不退転の決意で臨むと決意を語りました。それに応えて自治体独自の少人数学級は今年度も着実に前進しています。しかし、国の責任による施策ではないため、自治体間格差が広がっていることも厳しい現実です。教育機会均等を保障するためには、地方負担を押しつけることなく、国が責任を持って少人数学級前進とそのための教職員定数改善を行うことが極めて重要です。  以上の趣旨に沿って、下記について、国に対する意見書採択してください。  1、子どもたちの命と健康を守り、成長と発達を保障するため20人程度授業ができるようにすること。そのために教職員増教室確保を国の責任で行うこと。  2、20人学級を展望し、少人数学級実現すること。そのために国は、標準法を改正し教職員定数改善計画を立てること。  以上でございます。 ○高山 委員長 では、次に、陳情趣旨説明をお願いいたします。  それでは、一山さん、住所、氏名を述べていただいた上で趣旨説明を始めてくださるようお願いいたします。どうぞ。 ◎一山 趣旨説明者 一山恭です。八戸市吹上五丁目43です。  発言させていただきます。  新日本婦人の会の一山です。  私たちは、女性と子どもの幸せ、平和と暮らしの向上を願い、58年間全国で草の根の活動を続けている国連NGO女性団体です。  私たちは、子どもたち一人一人に目が行き届き、みんなが健やかに豊かに学び合えるようにと、少人数学級実現に取り組んできました。分かるまでゆっくり学びたい、これは全ての子ども願いです。どの子にも確かな学力をつけたい、これは全ての教職員願いです。この願いのもとに、少人数学級実現教育費父母負担軽減などを求めてこれまで毎年多くの方々と協力し合い、行き届いた教育を求める署名を国や県に向けて取り組んできています。  今、青森県では国に先駆けて、県独自予算によるあおもりっ子育みプランで、30人、33人学級小学生4年までと中学生1年に実施しています。今日の新聞では、2022年には33人学級小学学年実現できる見通しであるとありました。教職員1人当たり児童数が少なくなるため、個人に応じた学習や生活指導ができるようになるとあります。  そしてこのように全国の多くの自治体も独自に様々な課題等を抱えた子どもたちが増える中、一人一人に行き届いた教育を保障するため、少人数学級実現しております。  しかし、教育機会均等を保障するためには、国が責任を持って少人数学級の推進とそのための教職員定数改善を行うことが重要だと思います。  昨日16日、衆院文部科学委員会では、小学学年学級編成を35人以下と、義務教育標準法改正案参考質疑が行われています。3人の参考人全員が少人数学級を中高でも進めるべきとの認識を示し、世界水準では、35人学級でも少人数学級とは言えないと、日本の遅れた状況を指摘しています。  新型コロナウイルス終息後も感染対策子どもたち成長発達及び学びの保障を両立するために義務教育標準法を改正し、早急に義務教育における少人数学級編制が可能となるよう教職員定数改善教室確保、国の責任で行うよう強く要望する意見書採択をお願いいたします。  以上です。 ○高山 委員長 ありがとうございました。  ただいま趣旨説明が終わりました。  本陳情に対して委員方々から、趣旨説明者の方に対する質疑があれば受けたいと思いますが、御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 ないようですので、質疑なしと認めます。  以上で趣旨説明者の方に対する質疑を終わります。  それでは、説明者の方は傍聴席のほうに御移動をお願いします。  〔趣旨説明者傍聴席移動〕 ○高山 委員長 以上で趣旨説明終了いたしました。  ────────────────────────────────────── ● 陳情審査  ・ 令和3年陳情第2号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求める陳情高山 委員長 それでは、令和3年陳情第2号国責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求める陳情についてを議題といたします。  本陳情審査参考に資するため、理事者から概要等について説明願います。 ◎大館 学校教育課長 それでは、令和3年陳情第2号国責任による20人学級を展望した少人数学級前進を求める陳情に関しまして、少人数学級導入目的、国の動向、県の動向当市状況、各自治体における少人数学級取組について御説明いたします。  お手元資料を御覧ください。  まず1の少人数学級導入目的でございますが、文部科学省では子どもたち多様化の一層の進展等状況を踏まえ、誰一人取り残すことなく、全ての子どもたち可能性を引き出す教育へ転換し、個別最適な学びと協同的な学び実現することが必要であることから、一人一人の教育的ニーズに応じたきめ細かな指導を可能とする指導体制と安全・安心な教育環境を整備するため、少人数学級導入を進めております。  次に、2の国の動向でございますが、令和3年2月2日、公立義務教育学校学級編制及び教職員定数標準に関する法律改正案が閣議決定され、令和3年度からは、公立小学校学級編制標準現行の40人から段階的に35人に引き下げる予定となっております。  表にございますとおり、平成23年度に小学校1年生が35人学級対象となり、令和2年度まで継続して行ってまいりましたが、法律が改正されますと、令和3年度からは2年生までが35人学級となり、段階的に拡充され、令和7年度には6年生までが35人となる予定であります。  中学校につきましては、現在のところ未定となっております。  次に、3の県の動向でございますが、県教育委員会では、弾力的な学級編制実現するため、平成14年度に公立小中学校学年学級以上の場合、児童生徒数上限を33人とする、あおもりっ子育みプラン21が小学校1年生に対して実施されました。  さらに平成15年度からは、小学校2年生までと中学校1年生が対象となり、以降は、表にございますとおり、段階的に拡充してまいりました。  今年度小学校1年生から4年生までと中学校1年生が対象となっておりましたが、令和3年度には、小学校1年生から5年生までと中学校1年生が対象となり、令和4年度には、小学校学年中学校1年生が対象となる予定でございます。  次に、4の当市状況でございますが、まず、(1)では、令和2年度の市立小学校及び中学校学級数及び教諭数について示しております。学級数につきましては、あおもりっ子育みプラン21を適用した学級数で表しており、小学校学級数特別支援学級も含めて472学級教諭数は601人となっております。  中学校学級数は、特別支援学級も含めて221学級教諭数は398人となっております。  続きまして、2ページを御覧ください。  (2)では、令和2年度の八戸市立小学校及び中学校学級規模別学級数割合を円グラフで示しております。校種別説明いたしますと、小学校では1学級当たり児童数割合は、20人以下が9%、21人から25人が32%、26人から30人が31%、31人から35人が21%、36人から40人が7%となっております。  中学校では20人以下が6%、21人から25人が8%、26人から30人が39%、31人から35人が31%、36人から40人が16%となっております。  最後に、5の各自治体における少人数学級取組でございますが、文部科学省令和元年度に行いました調査によりますと、調査した67の都道府県及び指定都市のうち、63の自治体が何らかの少人数学級を実施しております。  また、表にございますとおり、小学校学年において少人数学級を実施している自治体が多く、中学校においては1学年において取組が進められております。  説明は以上であります。 ○高山 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高山 委員長 御質疑なしと認めます。  これより意見を徴します。御意見ありませんか。 ◆山之内 委員 本陳情趣旨は職員の負担子どもたちへきめ細かい指導が届くように、豊かな学び実現だと思います。現在、政府では今年の2月に少人数学級によるきめ細やかな指導体制を計画的に整備し、安全安心な教育環境ICT等の活用による新たな学び実現するために、小学校の1学級当たり上限人数を35人とする法案を閣議決定しております。  また、今期定例会の答弁でもありましたとおり、青森県教育委員会では、あおもりっ子育みプラン21により、特定学年において2学級以上の場合は上限33人にする制度の拡充を図っており、さらにこの制度次年度以降5年生、6年生と順次拡大することとなっております。  陳情書にもありますとおり、確かに少人数学級にするメリットも多くありますが、それに反して教職員教室確保のための人件費及び設備投資の増加が非常に懸念されます。現在県によって国の制度より拡充した取組を実施しており、その検証を十分に行う必要もありますことから、国に対して20人学級への前進を求めることは現段階では早いという考えのもとから、本件については不採択でお願いいたします。  以上です。 ◆田名部 委員 おおむね山之内委員のおっしゃったとおりでよろしいかと思います。不採択でお願いいたします。 ◆伊藤 委員 結論的には不採択で、というのは40年かかってやっと35人学級ということが実現されるというところに達しました。これもやはり今日陳情の御説明をいただきました方々のお力も十分に働いてのことだと思っております。今後、この陳情趣旨に沿って、この方向というのは必要になってくると思いますが、現段階では、まず35人学級の実際のところを私たちも注視しながらいきたいと思っておりますので、不採択ということでお願いします。 ◆田端 委員 結論を申し上げます。採択をして、国に意見を上げるべきだと考えております。  理由は、陳情趣旨の全くそのとおりだと考えております。1クラス40人というのは、OECDの中でも日本だけで、世界中でも日本だけではないかと思っておりますので、これを見直すようにというのは40年以上も前から現場、それから関係者から出されてきた要望です。私は特に思うのは、市議会の中でもいじめの問題、不登校の問題が出されますけれども、この40人学級というのを解決しない限りは、私はなくならない問題だと思っております。もう1点は、在日米軍があります。三沢、それから横田や横須賀とありますが、こちらでは日本小学校と同じプライマリースクールがありますけれども、1クラス20人です。これは全て日本の税金で運営されております。  以上のことから、本陳情は本委員会、また本議会採択をされて、国に意見を上げるべきだと意見を申し上げて終わります。 ○高山 委員長 ただいま採択と不採択との御意見がありますので、ここで採決いたします。  本陳情採択することに賛成方々起立を求めます。  〔賛成者起立賛成1、反対6〕 ○高山 委員長 御着席願います。  起立少数であります。よって、本陳情は不採択とすることに決定いたしました。  以上で当委員会付託されました陳情審査は全て終了いたしました。  なお、報告内容については、委員長に一任願います。  ────────────────────────────────────── ○高山 委員長 これにて総務常任委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時30分 閉会...